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ラジオNIKKEI賞(GV)優勝馬ウインマーレライの父
マツリダゴッホが暮らすスタリオン

レックススタッド【新ひだか町】

 福島競馬場で行われた3歳重賞「ラジオNIKKEI賞」を、5番人気のウインマーレライが優勝。2歳9月のアスター賞を制して以来、10ヶ月ぶりの勝利を重賞制覇で飾った。
 ウインマーレライの父は、07年の有馬記念を9番人気で制してあっと言わせたマツリダゴッホ。ダイワスカーレット、ダイワメジャー、メイショウサムソンなどの錚々たる顔ぶれを相手に、最内をついて鋭く抜け出してきた姿を覚えているファンも多いのではなかろうか。その他にも、オールカマー3連覇の大偉業、アメリカジョッキークラブCや日経賞の優勝など、中山コースで無類の強さを誇り、「サンデーサイレンス最後の傑作」とも言われた馬だ。
 6歳時の有馬記念を最後に引退し、故郷から近いレックススタッドで種牡馬入り。同系統の競合種牡馬がひしめく中、初年度から昨年まで130頭前後の交配頭数を記録している。
 「体調に関しては絶好調ですよ。今季も無事に種付けを終えました。昨年より交配頭数は減少しましたが、受胎率は良く、種付けは相変わらず上手です。夏季は馬体をすっきり見せていますが、元気いっぱいに過ごしています」
 と近況を伝えてくれたのは、レックススタッドの泉山義春場長。サンデーサイレンス産駒らしい気性の持ち主で、時折燃えたぎるような内面を垣間見せるそうだ。少し首さしの高いところは、現役時代の勇姿を思い起こさせる。
 「やっと中央重賞勝ち馬を出せたので、ホッとしました。種牡馬として前評判が高く、頭数もつきましたから、少し肩の荷が下りた気分です」
 と、初年度産駒の中央重賞初制覇に胸をなでおろす。
 「産駒は父同様、やはり芝向きですね。頭の高い馬もいますが、かつてのナリタブライアンのように、首を上手に使って走る産駒が目につきます。マツリダゴッホ自身は好調期間の長い馬だったので、産駒も古馬となってからさらに力を発揮してくれるでしょう」
 と産駒の特徴を分析。新馬勝ちを収め、8月のフェニックス賞でも2着したクールホタルビをはじめ、2世代目にも将来有望な産駒が多数いそうだ。
 「まだまだ活躍馬を増やしていけると思います。なかにはスピードのある仔もいますし、次世代産駒の走りも楽しみです。この勢いに乗って、どんどん結果を出していきたいですね」
 と期待を懸ける泉山場長。近い将来、有馬記念やオールカマーの馬柱に、父マツリダゴッホの名前を見つける日が来ることだろう。その日を楽しみに待ちたい。

マツリダゴッホ
牡、鹿毛
2003年3月15日生まれ
●父/サンデーサイレンス
●母/ペイパーレイン
●母父/Bel Bolide
●生産者/岡田スタッド
●競走成績/27戦10勝
●獲得賞金/650,139,000円
●種付料/100万円(受胎条件)150万円(産駒誕生条件)

ウインマーレライ
牡3歳、美浦北・高木登厩舎
母コスモチェーロ(母父Fusaichi Pegasus)

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